
「株主優待をリスクなしで手に入れたい」と思ったことはありませんか?
株主優待を手に入れるためには、現物株の保有が必要なので、一見「株価の値下がりリスク」は避けられないように思います。
しかし、実は「クロス取引」という手法をつかうことで、この夢のような話が実現するんです。
「リスクを極限まで低くして株主優待を手に入れる方法」についてのちのち解説していきます。

みなさんはクロス取引(優待クロス)という手法をご存知ですか?

何ですかそれ?かっこいい名前ですね

ざっくり簡単にいうと、低リスク・低コストで株主優待を入手する手法です。

とても堅実に利益を得ることができるため、最近かめさんち夫婦ではクロス取引をおこなっています。

節約やお得な情報は知りたいです!!教えてください!!

このやり方を知った時、「こんなお得なことあったのか!?」と衝撃が走りました。
今回は、まず優待クロスとはどのような手法なのかを解説したうえで、メリット・デメリットを解説します!
さらに、具体的にクロス取引をする際の流れと、いくらくらいの軍資金があればいいのかについても説明します。
この記事を読むことで、基本的な知識を得ると同時に、取引をするイメージを持ってもらえればと思います。
それではみていきましょう!
- 株主優待制度を利用したいと思う。
- クロス取引のことがわかる
- 節約をもっとしたくなる。
- また副業にもなるということも学べる




①クロス取引とは?
「つなぎ売り」、「優待クロス」などの名称でも呼ばれております。
クロス取引とは、ある銘柄の注文において、同一銘柄、同数量の買い注文と売り注文を同時に発注し、約定させる取引をいいます。

・・・意味ワカメです・・・。

確かに理解は難しいですよね。
株主優待をもらえる銘柄をクロス取引することで、株主優待を非常に低リスク・低コストで手に入れることです
「買い」注文と「信用売り」注文を同一価格で同時に行う方法。
これで損せずに株主優待がもらえます。
以下、詳しく解説していきます。
会社の株を持っていると、企業からお礼として「株主優待」商品がもらえたりします。カタログギフトが届いたり、自社商品、商品券などが届いたりします!!

例)マクドナルドホールディングスはマクドナルドの商品券や、カッパ・クリエイトはかっぱ寿司などで使える商品券、JALなどの航空会社は乗車券半額券などなどです
※企業によって株数が違います
※もらえる会社ともらえない会社があります

やってみると超簡単でしたよ!!

株主優待を手数料だけで簡単にゲットできるんです

そんなうまい話あるんですか?
信じがたい・・・・大丈夫です?新手の勧誘??

大丈夫、大丈夫!!
ちゃんと証券会社が公式にしてくださいと言ってるくらいなので問題ないですよ。
皆さん知らないだけです!!
知識を得てお得な生活しましょ♪
株主優待をもらうには、権利付き最終日までに株を買って、権利落ち日以降に株を売ることが必要ですよね。
しかし、多くの優待銘柄は権利落ち日周辺で売ってしまうと損になってしまう可能性が高いといえます。これは、優待銘柄の株価が権利付き最終日までは上がり、権利落ち日以降は下がってしまう傾向があるためです。

先ほど説明した株価の値下がりリスクのことですね
「じゃあ、ずっと株を持っておくしかないのでは…」と思われるかもしれませんが、実はこの株価変動リスクを回避する方法があるのです。その方法が「クロス取引」と呼ばれる手法です。
クロス取引をかんたんに説明すると、「信用売り」と「現物買い」を同時に出し、株価変動リスクを抑えつつ優待の権利をもらう、というものです。もう少し詳しく説明していきますね。


株主優待なんて一般の私には味わうことができない、お金持ちの人が受けられる特典・・・私には無縁と思っていました(-_-;)

しかし、費用がすごくかかりそうです

優待を受けるよりも損しそうだし、株を買うのも大変そうです

クロス取引なら意外と簡単ですよ!!
最近取引したのは↓
コメダホールディングス(コメダ珈琲などの店舗)の株主優待は、
100株で自社の商品券1000円分いただけます。100株大体20万円未満です。
クロス取引を行うと手数料が数十円~数百円できます。
私の場合、8月分は約1か月前にクロス取引をしたので、手数料90円のみで株主優待ゲットしました!!

買った金額と同じ金額で売る予約しているから、株価が変動していても損しないんです

ちょと簡単に説明していくね
クロス取引の仕組み
株主優待をもらうには、「権利付き最終日」の取引終了時に決まった株数を持っていることが必要なんです
権利付最終日とは、株主がその銘柄を保有することで株主権利を得ることができる最終売買日(権利付最終日)を指します。
配当金や株主優待を取得するためには、各企業が定めている権利確定日に株主として株主名簿に掲載されている必要があります。
そのためには、権利確定日を含む3営業日前(権利付最終日)までに株式を購入しなければなりません
たとえば・・・

吉野家の権利付き最終日は、8月27であったので、その日の取引終了時点で吉野家の株(100株以上)を持っていれば、後日数か月後に優待が送られてくるんです。
でも、普通に株を買うと、株価は上がったり下がったりするので、優待の価値以上に損するかもしれませんよね。

そこで、買いだけではなく売りも同時に行うことで、損失ゼロに!!
それがクロス取引なんです。
クロス取引に必要な「信用売り」とは?
信用売りとは「信用取引の売り注文」のことで、いわゆる空売り(からうり)と呼ばれています。
イメージしにくいかもしれませんが、信用売りは手元にはない株を「証券会社から借りて売る」という取引で、株価が下がると儲かるしくみとなっています。
現物取引では株を買い、それを売ることでひとつの取引が終了します。株式をできるだけ安く買い、それが値上がりしたところで売れば利益が得られる仕組みです。
信用売りはこの逆。手元に株がなくても売ることができ、それを買い戻してひとつの取引が終了します。できるだけ高く売り、安くなったところで買い戻せばその差額が利益になります。
これを利用します。
なお、信用売りをするためには、信用取引の口座を開設する必要があります。信用取引の口座の開設基準は証券会社によって異なりますが、現物株取引の経験が1年程度あることや、一定の金融資産があることなどが条件となっています。
クロス取引に必要な「買い」とは?
皆さんが「株を買う」でイメージするのが「現物買い」。
その名の通り、実際の株を買うことです!!
反対に「現物売り」は、実際に持っている株を売ることです。

「現物買い」は、普通に株を買うことだからわかりやすいね
クロス取引の手順

1.寄付前(よりつきまえ)までに、現物買いと信用売りを同じ株数成行で注文する。
市場が止まっている時間中に売りと買いをしておくと、株価の変動はなく同じ価格で行えるんです。
15時~翌朝の9時までの時間帯に行う。
→その日の最初の取引のこと。 また、1日のうち最初の取引が成立し、始値が決まることを「寄り付く」といい、取引開始前は「寄り前(よりまえ)」です。
取引時間として
基本的に証券取引所では、朝の9時取引が開始し11時30~12時30分の休憩を挟み、15時まで行われます。
2.権利落ち日である翌日に、現渡(保有している現物株で決済)をする。
1で買いと売りが同じ株価で約定しているので、株価がどう上下しても評価損益が相殺されます。ですから、現渡決済をすることによって、手数料などのコストだけで優待が受け取れるのです。
→事前に持っていた「信用売り」に現物を渡して決済します(現渡し)
3.完了。あとは株主優待を待つ。
例えば
たとえば、SMBC日興証券でコメダホールディングスのクロス取引を行った場合のコストは、以下の通りです。
・現物買い手数料 198円(税込)
・信用売り手数料 0円(税込)
・貸株料(金利)1.4% 143200円×1.4%×8日÷365日=77円
・合計275円
275円で株主優待1000円分の商品券をゲットできます!!

安いけど・・・この現物買い手数料をさらに安くする方法があります。

その方法は、超簡単にまとめて伝えると
証券会社に、「一般信用売り」と「制度信用買い」をして翌取引時間内に「現引き」し、権利付き最終日までに「現渡し」をする。
そう、「現物買い」を「制度信用買い」に変更し、翌日に「現引き」というひと手間が入ることで・・・
先ほどのコメダ ホールディングス
・制度信用買い手数料 13円(税込)
・信用売り手数料 0円(税込)
・貸株料(金利)1.4% 143200円×1.4%×8日÷365日=77円
・合計90円
で1000円の商品券ゲットできました!

次回の投稿で、実際の画面で説明しながらしますねー
クロス取引のメリット・デメリット
メリット
- 費用がほとんどかからない(高くても数百円)
- 損するリスクはなし
- 色々な優待を毎月楽しめる
- 資金の拘束力が短い(15日程度)
- 銀行に眠らせるよりはいい(年利3~5%くらいの利益です)
デメリット
- 資金が必要(少なくても30万円)
- 証券口座開設の手間
- 専門的な用語手順を覚える必要がある(1回すると覚えました)
- 最初の1歩がめんどうなんです

ほぼほぼノーリスクです
まとめ
一見難しく書いていますが、やってしまえば簡単です。
次回は、実践編なので実際行った画像を用いて説明したいと思います。
ではまたっ


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