昨日、急に3歳の子どもが、咳を出すようになり、熱が出ました

いつもと咳の種類が違う!!
何かが違う・・・
「ケンッケンッ」と咳をする・・・
なんだこれは・・・
病院へ行くと「クループ症候群」疑いと診断された。
クループ症候群を調べると
窒息性呼吸困難、喉頭痙攣などを特徴とする呼吸器病で、時には※偽膜形成がみられる
※びらん(ただれのこと)が生じている粘膜表面に血漿が滲み出し、凝固壊死した結果
→ 簡単に言えば、炎症起こしてできものができる
医学大辞典(南山堂)より参照
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こ、怖い・・・

クループ症候群とは
ウィルス感染症により発生する気管と喉頭の炎症で、咳(せき)と、高いキューキューという呼吸音(気管性喘鳴)が起こり、時に息を吸う(吸気)のが難しくなります
年齢としては6か月から4歳ぐらいの子どもによくみられる疾患です

喉頭ってどこ??
喉頭は、気管の一部です。
ヒトの口から喉への構造として、まずは口、その奥に咽頭、さらに喉の付近が喉頭とよばれていますが、この喉頭から気管と食道に枝分かれします
食道から気管に枝分かれする部分に声帯、つまり声を出すところがあります
クループ症候群は主にこの声帯付近が狭窄、つまり細くなってしまうような状態となることで、咳がでます
気道の内側、特に喉頭のすぐ下が腫れます
場所は↓図の通り

ここら辺の炎症かーー💦
症状
発熱、鼻水、典型的な犬が吠えるような咳などがある。犬が吠えるようなとか、オットセイの鳴き声のような、などと表現される特徴的な咳(犬吠様咳嗽)が現れます。

こ、これやーーー
ケンッケンッ咳してる!!
原因
ウィルスです。
治療
たいていの場合、自宅療養で治ります。
治療は原因によりますが、ウイルス感染によるものであれば、安静を保ちつつ喉の腫れによる狭窄を改善するため吸入を行ったり、ステロイドの投与が必要になります

うちの子は、1回分だけですが、ステロイド処方されました。
後は、風邪薬(カルボシステインとか)
軽症例では加湿だけで症状が改善することがありますので、水分補給をこまめに取ることや、加湿器や洗濯物などで充分な加湿をしてください
大泣きをきっかけに症状が悪化することもありますので、安静を保つように心がけて下さい
おわりに
今回初めて聞く「クループ症候群」という病気を調べてまとめることの重要性がわかりました
怖いですね、知ることで少し安心しました
病気のことをよく理解し、どんな症状が出たら要注意なのか知っておくことは、自分自身の安心にもなるし、今後同じような病気になっても少し気が楽になるので、とても大切です
なによりも子どものためになりますね
季節の変わり目、風邪やRSウィルスなど様々な病気になりやすい時期ですね
皆さん気を付けてくださいね
怪しいなと思ったらすぐに病院に行きましょう!
それではまたっ
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